都立高校入試・スピーキングテストについて

都立高校入試・スピーキングテストについて

都立高校入試・スピーキングテスト

テストの結果に基づいて伝えられる

学習アドバイスから、

「レベルアップのための学習方法」がわかる、

そのようなテストとして位置づけられたものです。

 

ところが、文京区の中学三年生も

この英語スピーキングテストを

受けることになりますが、

あまりにたくさんの問題を抱えています。 

公平なテストの実施は11月、

結果が返されるのが1月です。

志望校を決める次期に

間に合わないことになります。 

 

20点満点でそれぞれの段階が4点差となり、

1点の差で、合否が決まる

選抜入試制度には合いません。

 

 特定の進学塾法人が請け負いますが、

その法人の英語教材をすでに利用している

自治体・教育委員会もあります。

 

受験において有利、不利となる事態が

生まれる可能性があります。 

 

事故や急病などでテストを受けられない

不受験者については

学力検査において同点者の平均点を

加算となります。

正しい評価になりません。

 

受験については、

受験法人に個人登録が行われます。

個人情報が全て、進学塾法人に集まります。

個人情報の漏洩、特定進学塾法人に

集中することで、

営業の活用も心配されます。 

 

結果の開示請求ができません。

自分の、正解、誤りが分かりません。 

試験当日、同一のタブレット端末が

使い回されます。

 

使用方法には、個人差もあり、

公平な試験になりません。 

 

等など、問題が山積しています。

「もう決まっているのだから、

混乱を招くから、騒ぐな!!」

という声があります。

 

しかし、これらの問題を放置したなら、

先々入試制度が大きく変質します。

 

文京区として、抜本的に中止を含む

改善を求めるよう

働きかけています。

 

 

 

 

 

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