第五福竜丸展示館訪問
第五福竜丸は、1954年3月1日、マーシャル諸島ビキニ環礁でアメリカの水爆実験により被ばくした
静岡県焼津港所属の遠洋マグロ延縄漁船です。
核実験の「死の灰」(放射性降下物)が第五福竜丸に降りそそぎ、
乗組員 23 人は全員被ばくしました。
1967 年に廃船処分となり、船体はゴミの処分場であった「夢の島」の埋立地に放置されました。
これを知った市民から保存のうごきがおこり、
「沈めてよいか第五福竜丸」の投書(朝日新聞 68 年 3 月 10 日)や
原水爆禁止運動など全国で取り組みがすすめられました。
戦争が起き、核兵器が使用をチラつかせる事態が生じています。
改めて核兵器廃絶の運動を、強めていきます。